二年ほど前、海上自衛隊のYS−11が作りたくなり、衝動的オークションで購入した。
しかしその時は、このキットを完成させるのに大変な苦労するなど思ってもみなかった。
みなさん、中身も知らずにキットを購入する場合、少なくともネットで検索して、購入しようとしているキットの評判を調べてからにしましょう。
このキットを企画した時のテーマは「大雑把」というテーマであったに違いない。
なぜならこのキットの特性すべてに「大雑把」という言葉が当てはまる。
まず、機体全体に運河のように太いスジ彫りが施されている。それから、プロペラのブレードや着陸装置のハッチがあり得ないぐらい分厚い。エンジンの排気口やアンテナ類などの細部が省略されている。
僕はハセガワの方を選ばなかったことを後悔しながら、これらの欠点を補うため、完成するまで多大な労力と時間を費やした。
完成品をみてもそれほど手を加えた作品には見えない。
しかし、考え方を変えると、良いキットであるとも言える。
本来折れやすい部品に厚みがあったり、パーツ数が少ない、パーツの合いも悪くない、また値段も1、050円とそれほど高価でもない。
上に挙げた難点を気にしなければ、サクサク組めるキットだ。
これらの特性を考えると初心者の方にぴったりのキットであると言える。




